九州芸術の杜の中央棟(アジアン工房)に少路和伸美術館に隣接してあります。
新たに平成27年5月隣接して加藤忠彦コレクションを開館。
1895〜1997年。島根県松江市出身。
石井柏亭に洋画を学び、さらに伊上凡骨に彫版術を学ぶ。山本鼎の農民美術育成運動に参加する他、棟方志功らと版画随筆雑誌『版』を創刊。また東美校や北京国立芸術専科学校で木版画を指導する。
昭和37年渡米しワシントンに定住、以後も国画会展に出品を続け、日米両国で個展を開くなど日本創作版画の第一人者として活躍した。『版画の技法』『創作版画の作り方』など著書多数。勲三等瑞宝章受章。
私の黒白版画は天下一品である。
そこには森羅万象が生きている。
特に裸婦は絶品である。
序文『提唱 裸婦礼賛』より